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【4月~6月GDP成長率】年率プラス1.0% 背景に暑さ…夏服など消費押し上げ
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4月から6月の国内総生産=GDP成長率は、
年率でプラス1.0%となりました。
日本経済の成長には、意外な背景があるようです。
東京・新橋駅前、現在気温は33度です。
実はこの「記録的な暑さ」が今回のプラス成長の背景のひとつなんです。
今年は春から平年以上の暑さが続いています。
その暑さで夏物衣料の購入が増えたことなどから、
GDPの半分以上を占める「個人消費」に貢献しました。
――成長は、去年の4月から続いているんですよね?今後も続きそうですか?
心配なのは、関税ですね。
4月から6月は自動車メーカーが輸出台数を減らさないように、
価格を下げるなどして対応しプラスとなったのですが、
この先は、幅広い品目に追加の関税がかかるのでマイナスに影響しそうです。
さらに、今回はプラスに働いたこの暑さも次は分かりません。
専門家に聞くと、酷暑が続けば、外出を控えたり、
野菜がうまく育たず価格高騰につながったりして、
消費はマイナスに働くということで、次の3か月はマイナス成長となる可能性もありそうです。
(2025年8月15日放送「news every.」より)