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【USJで新たな熱中症対策】ケヤキの木が植えられたグリーン・ストリート 夏を乗り切る取組み始まる
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きょう(30日)も猛烈な暑さに見舞われた近畿地方。
大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、
新たな熱中症対策でこの夏を乗り切ろうと取り組みが始まっています。
(取材・報告=瀧本怜佳 記者)
猛烈な暑さにもかかわらずたくさんの来園者で賑わうUSJから中継でお伝えします。
現在、手元の温度計では32.7℃。
今も立っているだけで体中の毛穴から汗が噴き出てくるようなそんな暑さですが、
きょう(30日)の大阪市内の最高気温は34.4℃まで上がりました。
さて、こちらでは明日(7月1日)から、
毎年恒例の夏のイベントが始まります。
「USJの夏」といえば"びしょ濡れ"イベントというイメージもあるかと思うのですが、
今年はそれだけではないんです。
今、ご覧いただいている中に、園内で暑さを和らげるために新しく取り入れられたある秘策が隠れているんです。
何だかわかりますか?
正解は、道の両サイドに植えられている「木」なんです。
木が植えられる前の写真と見比べると違いがはっきりとわかりますよね。
現在、この場所には約50mにわたってケヤキの木が12本植えられているんですが、
実は、USJが1年間、園内の風の通りなどを研究した結果、
この道が非常に風の抜けがいいということが分かったそうです。
というのも、奥に開けた水辺があって、そこからまっすぐ風が入ってくるそうです。
また、この道は普段から来園者の通行量が多いということも踏まえて、
木を植えることで、来園者が夏でもちょっと一息つける憩いの空間をつくりだしました。
実際に先ほどサーモカメラでこの道を撮影してみた映像がこちらです。
木陰とそうではないところ、赤と青ではっきりと色が分かれていますよね。
実際に木陰で休んでいる年間パスをお持ちの方に話を聞くと、
「近くで買ったアイスやドリンクを片手に一息つくのにちょうど良くてとっても助かる」などとおっしゃっていました。
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