【想定超え】万博の経済波及効果は3兆円以上　「アフター万博」の経済効果は大阪、京都に消費が集中

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今年10月に閉幕した大阪・関西万博の経済波及効果が、

推計で3兆円を超えたと民間のシンクタンクが発表しました。

地域経済の調査や研究を行うアジア太平洋研究所によりますと、

万博関連の事業費と来場者の消費による効果を合計した万博の経済波及効果は、

推計で3兆541億円に及んだということです。

来場者数は2558万人と想定の2820万人を下回ったものの、

会期後半にかけて会場内での買い物需要が高まり、

交通費などを含めた消費の合計額は1兆279億円（推計）で前半での想定を上回りました。

研究所は、閉幕後もイベントやグッズ販売による、

いわゆる「アフター万博」の経済効果が期待できる一方、

大阪、京都に消費が集中していて、広域への万博効果の波及については課題が残ったとしています。