0 / 00:00
【大の里】地元パレードに約3万7000人 “横綱デビュー”名古屋場所への決意語る
字幕
大相撲、史上最速で昇進を果たした横綱・大の里が、
名古屋場所への決意を語りました。
大きな期待を背負う新横綱。
パレードにはおよそ3万7000人がつめかけました。
――番付表の“横綱”を見て
横綱・大の里(25)
「朝起きてやっと番付表に名前が載って、横綱になったんだなと実感がわきましたね」
名古屋場所へ向けた番付が発表され、西の横綱に座った大の里。
横綱・大の里
「立場も変わって色々変わってくることもありますけど、15日間しっかりやるべきことやって、自分なりに目標を掲げ1日一番、集中して頑張りたい」
所要13場所という史上最速での横綱昇進。
横綱・大の里(先月28日)
「横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、“唯一無二”の横綱を目指します」
師匠の元横綱・稀勢の里以来、8年ぶりとなる日本出身横綱の誕生。
大きな期待が寄せられています。
29日は、地元の石川県津幡町で昇進パレードが行われました。
横綱の姿を一目見ようと駆けつけたファンは、
およそ3万7000人。
これはなんと、津幡町の人口とほぼ同じ数です。
大の里は1.2キロのコースをおよそ30分かけて進み、
ファンの大きな歓声に笑顔で応えました。
ファン
「良かったです、素晴らしい晴れ姿を見られて。こんなにたくさんの人と感動を共有できて、もう言うことないです!」
「津幡の誇りです!」
――横綱の印象は
ファン
「最高です! 貫禄があって最高ですね」
横綱・大の里
「横綱になって初めて津幡町に帰って、たくさんの方に集まっていただいて、『おめでとう』『横綱』だったりとたくさんの言葉をかけていただいて。本当に小さい町ですけど、たくさんの人が集まってくれて、本当にうれしかったです」
来月の名古屋場所で横綱デビューとなる大の里。
ただ、大の里にとって名古屋場所は、去年も序盤から連敗するなど過去2場所では、
思うような成績が残せていません。
横綱・大の里
「よくない場所ですし、よくない場所だからこそ、次、成績が良かったら、自分が強くなったんだなと実感する場所にもなると思う。そのためにも、この場所が大事になってくる。しっかりと頑張りたい」
3場所連続優勝、そして師匠の二所ノ関親方ら過去9人しか成し遂げていない新横綱での優勝を目指します。
横綱・大の里
「まずは15日間、目の前の一番一番を大切にやっていけば、おのずと結果が出てくると思うので、やるべきことはやって頑張りたい」
(2025年6月30日放送「news every.」より)