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日中対立で中国人観光客に変化は?ことしは特に色づきが良い「香嵐渓」 紅葉を楽しめるのはあと一週間ほど 愛知・豊田市
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約3000本のもみじが赤や黄色に色づく紅葉の名所=愛知県足助町の「香嵐渓」には、
週末、多くの観光客が訪れていました。
(田中希宣記者)
「11月最後の週末を迎えた香嵐渓に来ています。日に照らされたもみじを見に、多くの人で賑わっています」
(豊田市から)
「すごくきれいだった」
(横浜市から)
「天気がいいし、日差しを受けたもみじがキラキラしていて、すごくすてきでした」
(静岡県から)
「コントラストがすごく豊かで、すごくきれいだなと思う。本当に写真映えするなと思う」
地元観光協会によりますと、紅葉は、あと1週間ほどは楽しめるとのこと。
中国人観光客に変化は?
ことしは特に色づきが良く、紅葉の期間中に、
例年よりも多い約55万人もの観光客が訪れているといいますが、
香嵐渓の美しさは国外でも有名です。
(豊田市足助観光協会 岡本真知事務局長)
「全体の4割くらいの観光客が外国人。香嵐渓には以前からタイ、ベトナム、台湾からの観光客が多い」
外国人観光客の割合は、例年通りだと話す岡本さん。
では、中国人観光客は…?(岡本事務局長)
「元々中国からはあまり観光客が来ていなかったのと、個人の観光客は問題なく来られているので、それほど影響は出ていない」
土産物を扱う店にも伺ったところ…(土産物店)
「中国の人はあまりいないと思う。タイとかフィリピンとかの人が多い」
また、毎年香嵐渓を訪れているという地元の観光客にも聞きました。
「『影響ある?』ぐらいの感じ」
「少なく感じる」
(豊田市から)
「(例年と)同じくらい中国人がいるんじゃないかな。『影響ある?』ぐらいの感じ。今のところ影響は感じない」
(豊田市から)
「毎年だと歩けないほど中国人がいたが、ことしはかなり少なくて歩きやすい」
Q.中国人は減った?
「減ったと思う」
(豊田市から)
「去年を思うと(中国人が)少なく感じる」
感じ方はそれぞれですが、11月29日の昼間に5時間ほど取材した中で、
中国語の会話は一度も耳にしませんでした。
香嵐渓では大きな影響はないと言えそうです。