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エキチカでも1万円切るホテル続出 3千円台の部屋も! 紅葉シーズン終えた京都のホテルで“異変” 宿泊料金の値下げ相次ぐ 中国人観光客の予約減少など影響か
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人気観光地・京都のホテルではいま、値下げが相次いでいるといいます。
一体何が起きているのでしょうか。
■なぜ?京都のホテルで値下げ相次ぐ
いにしえの風情を楽しめる観光地・京都。
この街で起きている異変、それは―
(福岡からの観光客)「(宿泊料金は)8000円かかってないぐらいですかね。(Q.2人でですか?)はい、そうです。全然想像してたより安かったのでびっくりしました」
(神奈川からの観光客)「(1泊朝食付で)1人7500円とかじゃなかったっけ?調べたら安かったのですぐ(予約を)取りました」
なんと宿泊料金が安くなっているというのです!
■1部屋3000円台も…紅葉シーズン終えた京都 中国人観光客の減少に物価高も影響か
京都市中京区にあるホテル「OMO5京都三条by星野リゾート」でも、
宿泊料金が先月と比べ2割ほど安くなっています。
一体なぜなのでしょうか?
(比佐雅宏・総支配人)「紅葉は日本の国内だけではなく、海外のお客様からも人気のシーズンとなってます。ただそこを越えてきますと、やはり少しオフシーズンとして価格が落ち着く傾向にあります」
紅葉シーズンを終えたこの時期は例年宿泊料金が下がり、
お得に泊まれるといいます。
ホテルは21日(日)、こちらの部屋に3人素泊まりで1人9600円というプランを用意しているほか、
京都の観光案内や和菓子を無料で楽しめるサービスも提供して集客にあたっています。
しかし理由は季節の移ろいだけではないようです。
去年12月の京都市内の宿泊料金は平均で1部屋2万円あまりでしたが…
(佐藤慎ディレクター)「こちらウェブサイトをみますと、JR京都駅周辺でも1万円を切るホテルがいくつもあります」
京都駅周辺にもかかわらず、中には3000円台の部屋も!
京都市観光協会によると、今年12月から来年2月にかけては前のシーズンと比べ、
宿泊料金が5%ほど安くなっているといいます。
その理由については―
「日中関係の冷え込みで中国人観光客の予約が減ったことに加え、物価高による国内旅行者の旅行控えも影響している可能性があります」