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「秋の有田陶磁器まつり」スタート 着物で楽しむ街歩き 特別メニューのグルメも 佐賀
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佐賀県有田町で20日から、「秋の有田陶磁器まつり」が始まりました。
お気に入りの器探しだけでなく、グルメや街歩きなど、
秋色に染まる焼き物の町の楽しみ方を紹介します。
木々が色づき、秋の深まりを感じる佐賀県有田町。
■小川ひとみアナウンサー
「近くで見ると、ものすごく迫力があります。秋の日ざしに照らされて、黄金色の葉が輝いて見えます。」
町のシンボルで、樹齢およそ1000年、
高さ30.5メートルの大イチョウも見頃を迎えています。
「秋の有田陶磁器まつり」には、町内の窯元などおよそ160店が参加しています。
春の陶器市とは違い、じっくりと街歩きやうつわ巡りを楽しめるのが魅力です。
こちらの夫婦が買い求めたのは。
■訪れた人
「黄色の。派手めの。」
「朝からコーンスープなどを子どもたちが飲んでいるので、それ用で。テンションが上がるように、ポップな感じの。」
会場では、こんな取り組みもあります。
■小川アナウンサー
「こちらの色とりどりのたくさんの着物の中から好きなものを選んで、着付けをしていただけるということです。」
着物レンタルは、ランチやカフェで使える1000円分のチケットが付いて1着4300円です。
着付けは午前10時から受け付けていて、
午後3時までレンタルすることができます。
着物に着替えて訪れたのは、有田焼のアクセサリーショップです。
500種類を超える有田焼のアクセサリーが並んでいます。
■楠・橋本将真 店長
「自然のものをイメージしたり、幾何学模様をイメージしたり、その時の気分によっていろいろ作っています。」
陶磁器まつりではことし初めて、着物の着こなしコンテストを開催します。
有田焼のアクセサリーなどを1つ以上身に着けることが条件で、
誰でも参加できます。
街歩きで疲れてきたら、ご当地グルメです。
町内にある27の飲食店では、まつり期間に合わせて特別メニューも用意されています。
こちらは、有田焼の器を使った特製ランチです。
有田の郷土料理「ごどうふ」は、くず・でんぷんで固めた豆腐です。
■小川アナウンサー
「もちもちで、とろりとした軟らかさです。ほんのり甘い豆と、ごまダレの相性がばっちりです。」
ほかにも「ごどうふ」をカリッと揚げた「ごどうふカツ」や、
伊万里牛の小鉢など、有田焼と地元グルメのコラボが楽しめます。
秋が深まる有田町を散策しながら焼き物の魅力を感じられる「秋の有田陶磁器まつり」は、
24日まで開かれています。
※FBS福岡放送めんたいワイド2025年11月20日午後5時すぎ放送